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LUTS備忘録

​ カラーグレーディングをする中で、自分の好きな色味をだせた時に名前をつけ、その特徴と調整部分などを記載する備忘録。編集操作がメインであるソフトを使用している為、簡易的に適用できることを基準としております。

アンカー 1

■ FILM LUTS( IWLTBAP-Standard-X-9360 Arrange )

  生々しい現実を、どこか切ない色で表現しようと調整したLUTS。フィルムグレインを強めにかけ、影の色を適所にオーバーレイで合成。赤みはその都度調整する。どこか1カ所にグロー白飛ばしをすると、より全体の生々しいが強調される。

アンカー 2

■ AUTUMN LUTS( DLX-Hipster Hot Arrange )

  主に紅葉の色合いよく見せるためのLUTS。タイムラインに同素材を2つ重ねて上の素材に上記DLXLUTSを適用後、ブレンドモードをソフトライトとする。秋の色で大事な赤、黄、緑をなるべく保持しつつを色調補正をする。

アンカー 3

■ YUMEGOKOCHI LUTS( IWLTBAP-Standard-X-9360 Arrange )

  名称通り夢の中にいるような色合いを目指したLUTS。グローに加えエッジブラー、サチュレーションの中間色調をやや下げる。露出の中間値をやや上げると、より現実味がなくなり『夢』を強調できる。セピアとは違い、その色のサチュレーションを下げ、やや赤みある色合いで整っているLUTの為、暖かさを出す時に使用するとよい。

アンカー 4

■ COOL LUTS( IWLTBAP-Aspen-Standard Arrange )

  黒が引き締まり、青と赤が強調されるLUTS。クールさや爽快感、はっきりとした絵作りに効果を発揮できる。両極端の色調になるため、緑や紫といった色は、赤や青に集約される。また、他LUTSと違い綺麗な黒に他の色がのらない事も特徴。

アンカー 5

■ URBAN LUTS( OSIRIS-M31 Arrange )

  全体的に緑色がかり、明るく彩度が高い箇所はオレンジになるLUTS。無機物が多い都会で、コンクリートのビル群やの冷たさなどを強調するのに適している。ASPEN LUTSと違い、黒の部分にも緑がのる為、ブラックレベルでその都度適量に調整する。

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